湘南Luv 2024

湘南POWPOW ONLINE

SHONAN CULTURE WEBMAGAZINE

湘南Luvのテーマ・ソング、7月29日配信開始!!

湘南レゲエの祭典「湘南Luv」のテーマ・ソング、その曲名もズバリ「湘南Luv」が、参加した19人のアーティストを総称した「Shonan POW POW」名義で、本日、2024年7月29日より配信が開始された。

そのリンクは以下の通り。

https://linkco.re/rXFhdEX8

【参加アーティスト】(歌唱順)
MOOMIN、ハイジ、導楽、MONKEY STAR、紅谷町ラガマフィン倶楽部、曲兄、SELMON、CLIMBER、本気男、H-MAN、Jr. Dee、NANJAMANN、渋、DY、JUNMAN、SHOW-G、松坊栗、BAMIUDA。

【参加ミュージシャン】
Guitar : Yota Kobayashi
Keyboards : Takahiro Watanabe
Drums : Yukio Takahashi
Bass : HIrohisa “Mr. Stone” Nakamura

【参加スタジオ】
Green & Beach Studio、ろくでなしSTUDIO、KANZEON STUDIO、mictackle STUDIO、Foreign Familia STUDIO

【プロデューサー/エンジニア】
Produce : SHONAN POWPOW
Track Produce : Yota Kobayashi
Mixing Engineer : Takahiro Watanabe
Mastering Engineer : Takahiro Watanabe

歌い手、ミュージシャン、スタジオに至るまで、正に湘南レゲエ・シーンが総力を結集した一曲であるのだが、完成までには3年近くの年月がかかっており、そののんびり加減も湘南らしいと言えば湘南らしい。

その成り立ちも、偶然や出会いやタイミングとガイダンスに満ちた奇跡の一曲なのだ。

この企画のスタートは、このWEBマガジン 「Shonan Pow Pow Online」の企画立案と同時に始まったものだった。

コロナ禍真っ只中の2020年9月、「コロナで分断された今だからこそ繋がろう」をコンセプトに立ち上げたいくつかのプロジェクトの中の一つが、この「湘南Luvのテーマ・ソング」プロジェクトであったのだ。

当サイトのオープンや、湘南Luv 2023の開催などは、多くの関係者の尽力で達成された。

そして湘南Luv 2024も開催される。

湘南Luv 2024の開催は、実は今回から運営体制が刷新されていて、若返りを果たした世代が頑張って全ての準備を整えたのだ。

そしてその集大成が、この曲のリリースと、8月3日当日でのライヴでのお披露目なのだと言える。

いやあ、本当にすごいね。みんな、本当にすごいよ。

良くやり遂げたし、湘南レゲエ・シーン、本当にいいカルチャーだと思うよ。

これだけの人間が絡んだ複雑なことを成し遂げたのだが、誰か強力なリーダーが中心に居てゴリゴリとプロジェクトを進めたのではなく、正に文字通り、みんなの意思で作り上げたのがこの曲なのだ。

それが「湘南Luvの意思」なのだろう。

6分半にも及ぶこの曲の、制作最終局面の裏話を、構成/編集で、ひと肌脱いでくれたJr. Deeから聞くことが出来た。

最初、各アーティストのヴォイシング・データが届いた段階では全部で13分ぐらいの尺があったのだと言う。

「俺が最初に聞いた時には『2曲出来ちゃいました』みたいなこと言ってて、ダメだろ、それじゃあ、って事になったんだよね」

「そっから『全員4小節ぐらいに縮めてみろ』って伝えて、多くはそこから録り直し。『8月までは後3ヶ月もあるんだから間に合うからやれ。』って言って(笑)。」

「それから各ディージェー毎の特徴とか考えて、並びを決めて、ハイジのパートがフックとしていい感じだから、各バースの前にハイジが来る様な構成にして(笑)。」

それだけの手順を踏むことが、この曲が成立させるためには必要だった。

無駄と思える時間も必要だったのだ。

そうしてこの曲は出来た。

それが「湘南Luvの意思」だったのだ。

これは、どこかの会社が動いたり、大きなスポンサーなどが在りきで成されたことじゃない。

今どきそんなことってそうそうない。

だからMVとか出来るまでにまだまだ時間はかかるだろう。

それでもやるんだ。ゆっくりでもいいから。

当サイト 「Shonan Pow Pow Online」を発信源に、「湘南Luv」という祭をその象徴として、湘南レゲエ・シーンを繋げようするDNAが可能にした奇跡とも言えるこの曲。

是非聞いてみて頂きたいものだ。